今日1月2日は父の誕生日です
96歳になりました

血圧が少々高めですが、その他の病気はありません
年齢からすればきわめて丈夫です

大正14年生まれで、昭和、平成、令和の時代を
生きてきました

終戦の年の1月に20歳になり、招集
舞鶴の海軍に入隊
訓練期間を終え、配属地が決まる直前に終戦
半年終戦が伸びていたら、どうなっていたことやら

戦後は農家の長男として農業(稲作)に従事
雪深い田舎の村だったので冬期間(11月~4月)は
雪の降らない地方での出稼ぎで現金収入を得ていました

出稼ぎは私の生まれる以前からで
冬になると父は家にいませんでした
私が大学生になって、実家を離れるまで出稼ぎは続きました

私が大学生の時、母が脳梗塞で倒れ、左半身に軽い麻痺が
残りました
それを契機に父は出稼ぎをやめました

私が就職して2年目の大型連休明けに
母は胃穿孔が原因で腹膜炎をおこし、亡くなりました
50歳を過ぎたばかりでした
その前年に妹が結婚したのが、せめてもの母孝行でした
(私はまだ結婚していませんでした)

それ以来父は40年にわたる一人暮らし
足腰が弱り、一人暮らしが難しくなり
5年前から私と同居、現在に至っています

この間父は何を考えながら過ごしてきたのでしょうか
聞いてみたい気はしますが‥‥‥

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